デザイン書道の勉強
6月の終わりからデザイン書道の勉強を始めました。
今後、筆文字デザインにも力を入れていきたいと考えているのですが、今のスキルには提案する作風の幅にも限界があるので、専門的に学びたいなと思い、関西のデザイン書道教室の門をたたきました。
※対面・オンラインがあり、対面は少人数、検温・アルコール消毒、マスクの着用が徹底され、細心の注意を払って開催されています
これまでは他の方の作品集などを参考に制作するという形で、一人で行うことにちょっと限界を感じていて、少しアドバイスが欲しいななんて思うことがよくありました。そんなニーズに応えたのが通うことに決めた教室です。
デジタル書道は①ご依頼の要望にあわせて作品を書くことと②書いた作品をデジタル化(ソフトはPhotoshopとillustratorを使用)するという工程になります。
②のデジタル化を教えてくださる教室は非常に少ないのですが、縁あって教えていただけることになりました。
書作品はスキャンをしてデジタル化すると作品の持つ雰囲気が実物と少し変わることもあります。通常作品を書く時にはその辺りも計算にいれて書きますが、それでもスキャン後に最低限の調整が必要なこともあり、①②両方学べるのは僕としては非常にうれしいです。
まずは、作品を書き
スキャンで取り込み後、調整。左が元作品で右が調整後。今回はPhotoshopの操作方法を教わりながらの加工だったため、作品の雰囲気がだいぶ変わっています。
テーマ毎の特徴の尖らせ方もとても勉強になり、とにかく楽しい。
テーマが決まっていて、テーマ内の課題の字をテーマ風に書き上げるというのが内容になります。見本はなしで、とりあえず書いてみる(創作)。書いた作風を生かしながらアドバイスをいただきます。その回毎の見本もあるそうなのですが、雰囲気的に良く書けている場合は見本に寄っていなくてもOKのようで、そういう時は見本の提示が無かったりしますw
本当に楽しいと、時間が経つのもあっという間。そして、語りつくせない楽しさが粋です。
そんな楽しすぎるデザイン書道ですが、意識的に気をつけるようにしていることがあります。
型や筆法やロジックは吸収するようにしますが、見本はあくまで参考とすることです。
デザイン書道のゴールは見本を再現することではなくテーマを表現することのため、答えは1つではないからです。
基本的には創作ですので、可能性を狭めてしまうのが一番よくなくて、見本はあくまで参考と考えることと考えています。
帰宅後に復習をかねて書いてみちゃう。
いずれにしても、とにかく楽しい学びが始まりました。