さくらインターネット田中邦裕社長の筆跡

田中邦裕社長

私のHPは15年以上さくらインターネットのレンタルサーバーを利用しています。
さくらインターネットは2015年前にマザーズから東証一部に上場を果たした会社です。

今回はさくらインターネットの代表田中邦裕社長の署名です。
代表あいさつのページから引用させていただきました。

田中邦裕社長

主な筆跡の特徴は下記3つ

起筆すなお
接筆開閉混合
頭部超突出

署名全体の第一印象は細身の線でやや繊細な印象です。
ただ、署名はスキャンして画像加工するとやや線が細くなるため、2割減くらいになった線と思われますので、実際はそこまで細い線ではないかもしれません。

続いて、字の特徴です。
まず起筆すなおは線の最初の部分がまっすぐでひねりが無い状態。
これは言葉のとおり性格が素直という特徴があります。

接筆開閉混合とは「田」や「中」の字の1画目と2画目がくっついているか離れているかです。
田は離れていますが中はくっついています。くっついているのはまじめな性格、離れているのは融通が利きさばけた一面があることを意味します。

両方の特徴をお持ちということです。

頭部超突出は「中」の字に見られる縦画が横画からかなり上に飛び出た線のことです。起業家の方や上昇志向の強い方によく見られる特徴で、マザーズから東証一部に上場していることからも上へ目指す意識の高さがうかがえます。

インターネット企業の社長ということでややドライな印象の字(直線・楷書)を想像していましたが、田中社長はやわらかい字(曲線・楷書&行書)を書かれています。

若手の経営者(2017年の当時で30代)ながら情緒に富む温かい方でお人柄が字にも表れている印象です。

氏名全体では、「田」は1、2画目の接筆部が大きく離れていますが、「中」はくっついています。

おそらく物事の最初のうちは綿密な情報収集を行ったり周囲から多く意見を取り入れる一方で、ある程度集約ができたところで、自分で考え結論を出す、そういった表れと推察します。

苗字はドライさを感じさせる楷書でお名前の方は「裕」の字が行書で一部省略されています。物事におけるバランスや効率を重視する一面もお持ちです。

また、その他の特徴も加味すると、良い意味で、あまり細かい部分を気にしないおおらかさもお持ちのようです。

その他の特徴として…
「裕」の字は旁の谷の左払いが偏に交差しています。普通の人は立ち止まって躊躇してしまう場面でも、リスクを負って前に進む挑戦意欲がある一面を表します。若くして創業から上場されるという決断力もそういったところに表れているのかもしれません。

お名前の4文字しか見ていませんがそれだけでも、筆跡の特徴が1つに偏らずにたくさん見られることから様々な魅力をお持ちな方だと思われます。

短期間で上場を果たした成長著しい企業そのものを象徴するような字と言えます。

さらなるご活躍を期待せずにはいられない、素敵な字です。
これからも益々の発展とご活躍を祈念しております。

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