セミナーコンテスト大阪大会の挑戦

セミコン大阪3

『これからだからね』

昨日セミナーコンテスト大阪大会に挑戦しました。

セミコン大阪2

セミナーコンテストは100名超のお客様の前で10分間のオリジナルのセミナーを発表し内容を競うイベントです。
いきなり10分間のセミナーを発表するわけにはいかないため、年明けから対策講座があり、当日に向けて練習を重ね本番を迎えます、普通は。

実は、前日まで発表内容が決まりませんでした。

本番は「筆ペンの書き方」について発表をしましたが、前日までは「手書き文字」についての発表内容で準備をしていて。色々あり、やっと方向性が固まったのが前日のお昼。そこからパワーポイントを作って本番を迎えました。

本音で言えば、辞退したいところ。
ろくに練習もできていない状況で私が何をこの場にかけたかというと下記の3つ。

●10分間しっかり発表すること
●お客様に1つでも発見や気づきをお持ち帰りをしてもらうこと
●応援に来てくれた仲間、スタッフの方々に成長した姿をみてもらうこと

前日の朝、最後の練習会で指導をしてくださった日本パーソナルブランド協会の立石先生が『もう一度内容を整理しよう』そうおっしゃってゼロから内容を一緒に考えてくださいました。

私は手書きの字に思い入れがあってその発表したかったのですが、話がまとまらなくて、結局一旦白紙に。

こういうのは面白いと思うけどどうかな?
こういう発表とかはできる?

数え切れない位のアイデア。
数時間付き合ってくださって最終的に数年間やってきた実用書道の発表に変更。

本当に話したかったことではない…
でも、本番まで時間はない…

そんな葛藤の中でも、辞退だけはやめようと決めていました。
セミコンという場を絶対に壊したくない。
その気持ちの方が強かった。

最終的に筆ペンでの発表。

実用書道の講座のネタはいくらでもある。
でもそれは、オリジナルのノウハウではない。
私の独自性はゼロ(と思っている)。

だけど、もう時間がない。
本番で失敗はできない。

今から時間的にカタチにするには
もうこれしかないか…
も~どうにでもなれ!!!!

少しずつ頭を切り替えながら

せっかくなら、どうせなら…
セミコンの考え方とは違うかもしれないけど、自分の教室で教えている実用書道の世界では当たり前のノウハウを普通に持ち帰ってもらおう。そう決めた。

全体構成は立石先生が考えてくださって、想いの部分とか細かい部分は自分で。
自己紹介はこんな感じでこういう流れで、こことここは自分で考えてね、迷ったらいつでも連絡をくださいね。

本当なら、自分でここまで、作り上げるのが勉強なのだろうな。
手取り足取り教えてくださって、時間を取らせて本当に申し訳ない。

色々な複雑な気持ちと不安を抱えながら、本当なら数日とかかけてするパワーポイントも、12時間くらいしかないので必要最低限の準備。

そして、ろくに練習もできず迎えた当日。

発表順序はクジ引き。
自分の名前が呼ばれるまで分からないのですね。

どうせならトップバッターで、後の人達のためにいい雰囲気を作って終わりたい。

そんなことを考えていたら、まさかの最終発表者

前の人が呼ばれる度に6回胃がキリキリした。

6人目の発表者が決まり、最後が自分なのが分かった瞬間、最後だしどういう風に伝えようかな…
発表に向けてもの凄いドキドキしながらも、まとめの話の組み立てを考え直している自分がいた。

そして、迎えた自分の順番。

セミコン大阪1

あっという間の10分。

予定外のところで笑いがおきたりして、時間配分にヒヤヒヤしながらの発表。

セミコン大阪3

『しっかりアゴをひいてね』『胸張ってね』『全体みながらね』『声大きくね』『笑顔でね』
発表時、先輩方のアドバイスはすっかり忘れていました。笑

結果は3位

凄くうれしかった。

急遽作り直した内容でろくに練習もできない状況での発表。
まだまだ課題の多い中でたくさんの人に評価をしていただけたことが心から嬉しかった。

たくさんのスタッフの人や立石さんにお世話になったので、本当は最高の結果で恩返ししたかったという持ちがある一方でもし優勝をしてしてたら「こんなもんか…」と私は勘違いしていたと思う。成長することをやめてしまったと思う。

今回、色々な課題のある中でセミナーとして少しでも価値を見出すことが出来た。
今後の伸び代を考えた時に『3位』という結果は私にとってとてもよかったと思う。

懇親会の後「これからだからね」

立石先生からそう声をかけていただき本当にそうだと思った。
少しゆっくり休んで、これからを考えていこう。

発表前の最後の1週間、1日おきくらいに徹夜。
身体は疲れているのにご飯も食べることとかも忘れながらセミナー作りに没頭した。

懸命

大人になっても、挑戦すること。
時々こういう無理をするのもいいですね。
コトバではあらわせないくらい、本当によい経験になりました。

27期同期のみんな
セミコンスタッフのみなさま
オブザーバーのみなさま
応援にかけつけてくださった仲間
あちこちで応援メッセージをくださったみなさま

本当にありがとうございました。

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