インクの出すぎを避けるための筆ペンの保管方法
筆ペンは穂先(キャップ側)を上に向けて保管。
筆ペンに関するご相談でよくあるのが普段使用しているぺんてる筆の筆ペンの保管方法です。
ぺんてる筆シリーズなどにある毛筆タイプの筆ペンになりますが、私のおすすめ保管方法は、穂先(キャップ側)を上に向け、立てて保管です。
筆ペンは筆と違い、必要な時にパッと取り出して書けるというメリットがあります。ただし、いざ書こうとするとインクが出すぎて困ったインクが出すぎて滲んだそういった経験のある方も多いそうです。
私のおすすめ保管方法は、筆ペンの穂先(キャップ側)を上に向け、立てて保管しておくだけ。
要は、横に寝かせて水平状態で保管をしないということです。
立てて保管をするとインクが穂先にたまりにくくなりいざ使う時にインクの出すぎを防ぐことができます。
穂先を下に向けていると穂先にインクのたまった状態がキープされてしまいます。ぺんてるの2本(写真のもの)は持つ部分が柔らかくなっていて押すとインクが出る仕組み。
ですので、実際に使う時にインクの出が足りない場合は持つところをプニプニ押して必要な分だけを調整します。
特に薄墨は通常の黒にくらべてインクがにじみやすいため最初のインクの出は少な目の方がいいです。そして、書く前には必ずいらない紙でインクの出をチェックしてください。
私は紙に字を書くスピードでサッと線を書いたときにかすれるかかすれないかくらいの状態を基本にしています。(好みによりますので、あくまで参考で)
ちょっと出すぎかなと思ったらティッシュで拭いたり、紙に線を描いて調整します。
最悪、調整する時間が取れない時でも『今日は少しインクが多いかも』と分かっているだけでも心の準備ができます。
筆ペンの穂先(キャップ側)を上に向け、立てて保管しておくだけですのでぜひやってみてください!