滲むかもしれない紙への対処方法(祝儀・香典・芳名帳)
祝儀や香典袋に名前などを書く際、書くまで紙が滲む紙かわからないことってありますよね。
1文字目の書くために穂先を紙につけた瞬間、ブワーーーっと広がる墨(またはインク)に焦った経験のある方もいると思います。
※画像はイメージです
滲む紙に書くときは筆ペンのインクの量を調整するか、書くときの速度をあげるしか原則対処法はありません。
以前、予備の用紙がなくて、紙が滲むかもしれないけれど、一発勝負で書かなければいけない時…
あることをしました。
それは、チョコンと試しうち。
池上の場合、池の1画目は多少大きくなっても大丈夫な点。
その点をちょこんと穂先で紙につけてみて反応を見ます。
にじんでも違和感のないところにチョコンっと点をうちます。
見えるか見えないくらいにチョコンです。
ちょこんとする瞬間よく見てにじみの広がりを判断をします。
写真では、筆ペンの穂先が紙に触れるか触れないか位の時にインクが紙に広がりました。
つまり、じみやすい紙ということです。なので心の準備をして書きます。
もし微妙すぎてわからない時は、さらに同じ部分をチョコンと重ね書きして点を大きくします。
後はチョコンとした点の上からカバーするようにして書くだけです。
自分の名前以外を代筆するときは1画目ではなく、後で上から重ね書きでカバーできる部分で試しています。
特に、下記は太くしやすいのでチョコンと試しうちにオススメな部分です。
●太い線
●大きな点をうつところ
●線と線の交差するところ
にじみの強いときは、字形は気にせず、にじんで字が字でなくならないようにだけ注意します。
速度も大事にしながら筆ペンの穂先が紙面に付きすぎない、ギリギリの接点で書きます。
要はベタっと付けない。
そうすると紙にのるインクの量が調整できて滲む紙でもに滲みも少なくできます。
(でも、かなりの慣れが必要)
ご自分の名前で書くときにどの線または点で試すのかを決めてぜひやってみてください。
慌てる機会が少なくなりますように。