【手書き表札】制作のご紹介
少し前の実績になりますがオリジナルの表札制作のご紹介です。
私は自身のものも含め筆文字のデザイン表札を制作させて頂きました。
書仲間からどのように制作をしているのを聞かれることが時々あり、備忘録もかねてご紹介させて頂きたいと思います。
まず、前提となるのは下記2つです。
- データ入稿(手書きのデータでの制作のため)に対応していること
- 元の表札の仕様を細かくいただけること
私がお世話になった表札ショップは2つです。どちらもデータ入稿に対応していまして、背景を削除したJPEGデータで対応いただけました。スタッフの方も非常に親切でデザインのプロでなくても心配ありません。
表札マイスター本店 表札1.com
表札屋.com
マンションなどの場合は表札の仕様が決まっているため、設置可能な表札も決まってきます。
そのため、事前に詳細な表札のデータを送っていただきます。
その後、設置可能な表札を取り扱っているショップを探し、その中から表札のデザインなどを選びます。
私は表札のデザインが決まったら依頼予定のショップに、筆文字でのデータ入稿が可能かの確認を取ります。
問い合わせを入れることで、注意点などを教えて頂けることもあるのでおすすめです。
ここまで来たら筆文字の制作に入ります。
制作→提案→再制作(場合により)を経て筆文字のデザインが決まります。
話が前後しますが、私は画像データの背景の削除にPhotoshopを使用しています。Photoshopをお持ちではない方はJTrimというソフト(無料)でも可能です。具体的な操作方法などは「ソフト名」+「手書き スキャン 背景削除」といったキーワードで調べてみてください。
余談になりますが、MicrosoftOfficeにある画像の背景削除機能(Word2021では確認済み)を使用する方法もあります。背景を削除後、図の保存にて背景を削除したデータの作成が可能です。データ内容によってはきれいに仕上がらないこともありますのであまりお勧めはしませんが、参考までにご紹介いたします。
発注時は筆文字のデータに加えて、私はWordで加工指示書を作成し一緒に送付しています。
【加工指示書イメージ】
そうして、表札が完成したら、お客様へ納品となります。
表札制作の場合は、筆文字の制作期間よりも、お店の調査やデータ作成、メールのやり取りの時間に時間がかかります。手間はかかりますが、世界に1つだけの手書きの表札。
気になる方やご依頼はぜひこちらからお問い合わせください。