教えることで学ぶ～筆跡ペン字レッスンスタート～

最近、オンラインでペン字のレッスンを始めました。
詳細が気になる方はこちらから。

実は、昔から硬筆（ペン字）はすごく苦手でした。
埼玉県は硬筆に力を入れているので、小中と校内で硬筆展があり硬筆が苦手な私はとても苦痛なシーズンでした。

人によると思いますが、硬筆より大雑把に書いてもカタチになる書道の方が私は好きで。
小学生の頃、書道教室に通っていましたが、硬筆の練習は一切やらずに書道の練習だけやっていました。
親は字が上手く書けるように教室に通わせてくれましたが、そんな裏事情で全然字は上達せず。
そのため、今も普段の字はうまく書けません。

しかし、恥ずかしながら、年を重ねるごとに代筆の依頼（身内でなければほぼお断り）や、ペン字レッスンの問い合わせをいただく機会が増え、避けては通れないなと。

少し、逃げではありますが、筆跡も取り入れながら練習をするということでペン字レッスンをスタートしました。

レッスンの前日、ペン字レッスン帳と硬筆字典を見ながら必死に練習をしました。

理論は書道と同じですし、硬筆版の臨書なのですが、ペン字は微妙な指先の調整が難しいです。
でもなんとか、課題の字だけはそれっぽく書けるようになりました。

結果的に、私が一番成長したような。笑

苦手だから、練習もしますし
教えなければならないから、分析しますし
カメラの前で失敗はできないと思うと、集中力も高まります。

無事に６０分のレッスンが終わりました。

師が生前、教えることで自分が一番成長すると言っていましたが、久しぶりにその言葉を思い出しました。